心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

2008/09/02人事制度の作り方や運用方法

働きやすい会社

昨日の日経新聞に「働きやすい会社2008」という調査結果の記事が。

調査の視点は「社員の意欲を向上させる制度」「人材育成と評価」「働く側に配慮した職場づくり」「子育てに配慮した職場づくり」の4つ。

首位はNEC、2位は松下電機産業、3位は日立製作所。

一般的に「働きやすい」というと職場環境や労働条件をイメージするが、「人材育成と評価」も重要なポイントとして調査している。
「人材育成と評価」を会社が取り組むことが「社員の精神的な満足度」=「働きやすさ」につながるという考え方。

また、この調査では、「働きやすい会社の条件」で「非常に重視する」条件も聞いている。

1位、年次有給休暇を取りやすい環境がある(52.9%)
2位、実労働時間が適正である(37.9%)
3位、人事考課の結果を本人に伝達している(34.4%)

現在、ライフワークバランス(仕事と生活の調和)が重視され、1位・2位はそれを表している。

その中で、注目すべきは「人事考課の結果を伝達すること」。
会社の中で自分自身の評価は気になるところ。
それが本人に伝達されていない場合は不満につながる。
逆に、適切に評価され、「一緒に頑張っていこう。」というメッセージとともにフィードバックされると、どれだけ嬉しいことか。

育成を主眼として人事評価。そして、適切なフィードバック。
今や、これは、働きやすい会社の必須条件です。

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