心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2020/04/29

vol.138 生命の進化にとって必要な負荷 (2020.04)

『苦悩があるから、成熟する。苦悩したからこそ、新しく成長できる。喪失、艱難、

苦悩は、人に豊かなものを与えてくれる』(ヴィクトール・フランクル)

 

 

こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

新型コロナウイルスの影響で、私の仕事もZoomなどオンラインが増え、以前に比

べると時間的に少し余裕ができてきました。日常のルーティンを大事にしながら、

自分を見つめ直したり、新しいことに取り組んでいるところです。大変な状況では

ありますが、これをきっかけに社会が良き方向にいきますように。

 

 

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■1 生命の進化にとって必要な負荷

■2 気づくと息子の背中に顔をぺったり(4月12日のブログより)

■3 あとがき

 

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■1 生命の進化にとって必要な負荷

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『世にも奇妙な「偶然の一致」の秘密』(斉藤啓一さん著)からのご紹介です。

 

 

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生命は常に進化しようとしている。換言すれば、「自分の個性を生かすことで相互

援助する関係性」を創造しようとしている。したがって、このようなホロガニズム

を目指す想念によって、シンクロニシティ現象が生じることになるのである。

 

これが、シンクロニシティを支える3番目のメカニズムである「進化の法則」だ。

 

引力の法則の場合は、念じたことが現実になるという、いわゆる「引き寄せの法則」

であったが、それよりも優先されるのが、この「進化の法則」なのである。すなわ

ち、個人的な願望の成就よりも進化することのほうが生命にとってはより重要とな

るのだ。

 

個人的な願望は進化の妨げにならない限りにおいて現実化するのであり、進化の妨

げになるような願望は成就しないか、非常に成就されにくいのである。

 

では、この進化の法則は、具体的にどのようなシンクロニシティをもたらすことに

なるのだろうか? それを知るには、生命が進化していくためには「負荷」が必要

とされることを、まずはしっかりと理解しておく必要がある。

 

自然界の生物たちを見ればわかるように、彼らは厳しい環境で生きている。暑さや

寒さ、ときには荒れ狂う嵐に耐え、ときには食糧不足となって飢餓に苦しんだり、

天敵に襲われる危険にさらされながら生きている。なぜ生命は、このような「負荷」

に満ちた環境で生きるように創造されたのだろうか?

 

それは、安全で快適すぎると進化しないからである。何もかも満たされた快適で安

全な状況よりも辛く苦しい経験をしたほうが鍛えられ、より進化して成長していく

ようにできているからだ。

 

(中略)

 

現在、われわれ人間に課せられている「負荷」とは、社会環境に関する負荷である。

平たくいえば、人生において生じる辛い出来事や苦悩といったものだ。だが、そう

した辛い出来事こそがわれわれを進化させ、成長させるのである。

 

このことは、読者自身が自らの過去を振り返ってみれば納得できるのではないだろ

うか。すなわち、これまで人間的に成長したときというのは、辛い出来事を経験し

ているときのほうが多かったはずだ。

 

負荷なくして生命が鍛えられることはありえないのだ。筋肉を鍛えるにはバーベル

を持ち上げるなどの負荷が必要であるのと同じである。

 

それゆえに、生命は自らに必要な負荷をあたえるためにそのようなシナリオの鋳型

を霊界につくり、シンクロニシティを起こすことがあるのだ。それは、世間的な尺

度から見れば、「不幸や障害や苦しみ」であることが多い。そのため、それがシン

クロニシティであるとは気づかず、単なる不運だと思ってしまったりする。

 

しかしあとになって振り返るとき、「あのとき、あの不運があったおかげで今日の

成功や幸せがつかめた。あの不運は偶然ではなかった。意味があった(つまりシン

クロニシティだった)」とわかるのである。

 

このようにして、人間という生命は、進化していくようにできているのだ。そして、

そのために引き起こされるシンクロニシティのメカニズムが、進化の法則なのであ

る。

 

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私たちが一見感じる不運は、生命の進化にとって必要な負荷であり、それが「幸せ」

につながると確信できれば、多くの困難は乗り越えられます。

 

 

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■2 気づくと息子の背中に顔をぺったり(4月12日のブログより)

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息子は私にとって癒しの存在であり、尊敬の対象でもあります。

 

数日前の息子とお風呂での出来事。

 

息子も私も、頭と身体を洗い終えて、お風呂に浸かります。

息子はいつも通りにカップにお湯を入れて遊んでいて、

私は息子を背中側から見守りながら、

 

[彰ちゃん、かわいいな~]と思い、

気づくと息子の背中に顔をぺったりつけていました。

 

[あ~、癒されるな~]心地良さにゆったり。

 

すると、息子が急に後ろを向き、

 

≪何やっているの!≫

 

という感じの厳しい眼差しを向けます。

 

時間は計ってませんが、多分1分ぐらい、べったりしていました。

少しならOKの息子ですが、ちょっと長すぎたようです。^_^;

 

「彰ちゃん、ごめ~ん」

 

でも、至福の時間でした。(*´▽`*)

 

普通の23歳の息子なら到底考えられないことですが、

ずっとこういう時間が過ごせるなんて本当に幸せです。

 

別の日のこと。

 

息子の頭を洗っていると息子がちょっと不快な感じで、左手を目に。

シャンプーが滴り、左目に入っていたようです。

 

私は息子の右側から洗っているので、死角になりがち。

 

「あ~、ごめん、彰ちゃん」

 

すぐにお湯で流します。

目が少し充血していたのですが、いつもと変わらない息子。

 

ここでふと思ったことがあります。

 

息子は赤ちゃんの時から苦しい状況をずーっと耐えてきたので、

シャンプーが目に入るぐらいは、息子にとっては大したことない、と。

まあ、誰にとっても大したことないかもしれませんが。

 

そう言えば、息子の爪切りしていて、深爪した時も、

息子は平気な顔をしていました。

 

やっぱり、我慢強いような気がします。

 

息子は、私が気づかないところで、小さな嫌なことや我慢は

誰にも言うことなく日常のようにしているんだと思います。

 

そう考えると、本当に尊敬できるし、ある意味、聖人のような気さえします。

 

そういう息子と一緒にいられて幸せです。

 

 

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■3 あとがき

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昨年9月に始めた息子のブログを毎日更新し続け、先月末で200記事に。

当初は毎日更新するつもりはなかったのですが、皆さまの応援のお陰でここまで

やってこれました。ありがとうございます。

 

ただ、毎日更新が自分自身で勝手にプレッシャーになり、^_^;

4月に入り、更新頻度をゆっくりにし、現在週2回程度更新しています。

 


これからも応援よろしくお願いいたします。

 

あと、以前このメルマガでもお知らせしていた6月の息子の初の個展ですが、

新型コロナウイルスのために中止しました。

もし、ウイルスが終息していれば来年6月に開催しようと思っています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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