心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

田中伸一の紹介

プロフィール

田中伸一 アクシスエボリューション代表

1970年3月生まれ、福岡県嘉麻市出身。福岡銀行入行後、障がいのある息子の病院・施設に通う関係で、転勤のない地元の中小企業に転職。総合管理部長として組織改革に取り組み、5年間で売上は45億円から120億円へ。子会社の社長にも就任。2008年に人材育成コンサルタント・コーチとして独立。地場の上場会社や自治体や個人から依頼を受け、研修受講者は1万人を超える。ドリームプランプレゼンテーション2011 in 福岡では『幸せ家族プロジェクト~相手に寄り添う気持ちから~』で感動大賞受賞。2019年、障がいのある息子との関わりの中での学びと気づきを多くの方にお伝えするため講演活動を始める。

 

西日本新聞に取材を受けました(2009年6月17日朝刊) 「幸せの四つ目のグラス ~ダウン症の長男と家族 愛し、信じ、学ぶ日々~」

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好きな言葉 無為自然、全托、中庸、すべては必然
メンター 田中彰悟(息子)、柴咲コウさん
保有取得
  • 日本メンタルファウンデーション・コーチ協会認定プロフェッショナルコーチ
  • 米国NLP協会認定プラクティショナー
  • DiSC認定コンサルタント

田中伸一のとある一日

ミッション・ステートメント

宇宙・地球・自然・・・すべてに感謝し、愛を動機に生きる
自己の内面を深め受容し、自分の気持ちに正直に生きる
大いなる流れに身をゆだね、抵抗せず、判断せず、執着せず、あるがままを受け入れる
謙虚さを忘れず、すべてをゆるし、祈りを捧げる
相手を心の目で見て、信頼する、また、それを伝える
今という瞬間を大切に生きる
真我・真理を探究し続ける

夫として・・・妻は私にとって最も大切な人生のパートナーあり、共に信頼し支え合う
父として・・・子どもたちから学び、最高の支援者となる
子として・・・両親には最大の感謝で接し、支えとなる
すべてに対して・・・いつも笑顔で、愛をもって接する



※ミッション・ステートメントとは、個人的な信条あるいは理念を表明したもの(名著『7つの習慣』より)。
 自分自身の変化や成長にあわせて、ミッション・ステートメントを定期的に見直しています。
 毎朝、このミッション・ステートメントを読みながら、自分自身を振り返り、それに沿った生き方ができるように心掛けています。

タイムライン

福岡県立嘉穂高校入学

片道13Kmの通学路を自転車で通学。
応援団の副団長として活動する傍ら、
父の影響でプロレスを観戦し体を鍛える
ことにも熱心だった。

福岡銀行に入社

大学卒業後、福岡銀行に入社。以降、2002年までに飯塚支店・豊前支店・博多駅東支店・宇美支店に勤務。中小企業向け法人融資ビジネスモデルプロジェクトで頭取特別賞受賞、同期トップで課長にも昇進。

妻と結婚

長女・誕生

新日本製薬に転職し総合管理部長を務める

自分自身の新たな可能性、息子の病院・施設の関係で転勤のない会社へ、という理由で新日本製薬に転職。この時期にコーチングに出会い資格も取得。コミュニケーションが大きく変わり始める。

コーチングとの出会い

新日本製薬に入社した私は、社員研修で出会ったコーチングに衝撃を受けました。「自分が変わることにより、相手も変わる」。できない相手を責めるのではなく、相手を信じ、その良さを引き出していく。相手を変えようとするのではなく、相手に応じて、自分が変わる。コーチ養成講座に通い、日本プロコーチ認定評議会アソシエートコーチの資格を取得。コーチングの考え方やコミュニケーションを生かし、総合管理部長として人事制度や社員研修等様々な総務・経理・人事の改革に取り組み、成果を上げていきました。

新日本製薬グループの子会社・新日本アクシスの
代表取締役へ就任

社長時代の挫折

新日本製薬に入社して4年後、私はグループ子会社・新日本アクシスの社長に就任。事業計画も立て、社員一丸となって理想の会社をつくろうと社員を鼓舞し、週に1度はスタッフ10名づつのグループコーチングを行う等コミュニケーションも深め、社内に強い一体感が生まれました。
ところが、社員数100名を超えた半年後、「社長にはついていけない」と管理職の半数以上がまとまり、私に訴えてきました。私は彼らを納得させようと正論で語りましたが、少しも届きません。私と部下は心が通じないまま対立する状態が続き、辞任が頭をよぎることもありました。
トラブルから3ヶ月経ったある日、私は経営者向けのセミナーに参加し、ひとつのテーマにハッとさせられました。そのテーマとは「何のために経営しているのか?」。──自分は何のために経営をしてきたのかと、私は改めて考えました。会社のため? 社員のため? …いいえ、よく考えてみると私は自分のために会社を経営していた。実績や成果を誇示したいために。だから思い通りにならない他人を責めていたのです。思えば、自分が掲げた目標を100%達成したいがために、目標未達の部署の責任者に対しては「しっかりしろよ」などと言っていました。それは彼らを自分の目標達成の手段として考え、彼らを信じていなかったから。私はエゴの塊だったのです。これでは部下がついてきてくれるはずがありません。
会社に戻った私は対立していた部下に心から謝り、一緒に働いていてくれることに深く感謝をしました。すると、彼らもまた笑顔で私を迎えてくれるように。社長時代の挫折は、私が何のために仕事をするのか、その本質に改めて気づかせてくれた貴重な経験です。

3.11東日本大震災を機に自分自身の生き方を見直す

それまでは、自分や家族そして周りに人が幸せになることが自分の生きる目的だと思っていました。しかし、3.11のような大震災や原発事故を目の当たりにすると、一瞬で命が奪われたり、住む場所がなくなったりすることもある。自然災害なら仕方ない部分もあると思っていましたが、自然災害に見えても実は人間の環境破壊が自然災害の遠因になっていることが多いようです。
だとしたら、身近な人だけではなく、地球全体を視野に入れた生き方することが必要なことではないか? 人間だけでなく、動物や植物もともにこの地球に共存する仲間として。そこから地球環境問題や食糧問題等についても真剣に学び、食生活もベジタリアンへ。また、市民農園を借り野菜の栽培も始めました。そして、過去や未来ではなく、いまこの瞬間に生きるように。この世の真実や真理、本当の自分を探求するようになっていきました。

障がいのある息子からの学びと気づきの講演活動を始める

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子と生きていく中で、たくさんの学びと気づきがあり、仕事も人生観も大きく変わり、毎日幸せを感じながら心豊かに生きることができるようになりました。
「この体験や学びを多くの人に伝えたい」、フツフツと心に想いが沸き起こってきます。息子からの学びや気づきを伝えることこそが私の使命と感じるようになり、2019年6月に講演活動を開始。生きづらいと言われる今の社会で一人でも多くの人に生きる勇気や希望を伝え、共に寄り添い、学び合う社会に貢献したいと思っています。

福岡県嘉麻市に生まれる

素直で元気な子で、小学生時代は真冬でも
半ズボンで過ごす。

大分大学経済学部入学

少林寺拳法部の主将を務め、心身を鍛える。
プロレス観戦が趣味で、週刊プロレスの
編集長と知り合い、プロレス観戦密航が記事にされる。

週刊プロレス1991年8月20日号掲載

長男・彰悟誕生

長男誕生

就職した翌年、私は23歳で妻と結婚、その翌年には長女も誕生しました。当時は家庭を持つことに喜びと責任を感じていた反面、どこかで独身生活を謳歌する同僚を羨ましく感じていたのも事実。そんな私のもとに生まれてきてくれたのが彰悟です。
医師から彰悟がダウン症であることを告げられた私と妻は、息子の将来に不安を感じ、思い悩みました。しかし、間もなく彰悟は呼吸困難に陥り緊急入院。「気管軟化症」と分かり、気道確保のために気管にチューブを挿管。検査や手術に追われる日々。妻は彰悟に付き添い病院で寝泊りをし、私も週末は付き添い入院。ふさぎ込む余裕もありません。気道が塞がり、声を発することも出来なくなった彰悟。そんな彰悟の無事を祈る私の胸の中に、いつしか芽生えたのは「みんなと同じでなくていい。生きている、それだけでいいじゃないか」という思いです。かけがえのない生命や家族の存在に気づかせてくれた。飾り立てようとせずあるがままに生きることの素晴らしさや、人を信じる心にも気づかせてくれた。より良く生きるために、気づきと学びのきっかけを与えてくれた。そして、その生きる姿で私の人生を導いてくれた彰悟に心から感謝をしています。

アクシスエボリューションを設立

起業半年後の挫折

新日本製薬グループの子会社再編を機に独立起業、「アクシスエボリューション」を設立。当初は人事制度コンサルティングをメインに事業は順調に滑り出しました。ところが半年程経った頃、それまで毎月増えていたお客様の数が減り始めた。リーマンショックという時代背景があったものの、コンサルティング契約の継続もならず、新規のお客様の仕事もキャンセルに。売上も減少し、貯金を切り崩してやりくりしていた生活費も底をつき始めました。私は落ち込み、「起業は失敗だった」と激しく後悔。営業をしなければと心では焦るものの、まったくやる気が起きない。外にも出ず、ただただ自分を責めて、苦しむばかりの日々が続きました。
そんな時、何気なく手にした野口嘉則氏の著書『3つの真実』。主人公が挫折から立ち直っていくストーリーで、ちょうど自分と重なり引き込まれるように読んでいきました。その本のテーマの一つが「自己受容」。良い悪いの判断をせず、どういう状態の自分もゆるし受け入れること。落ち込んでいる時も今の自分に必要だから起こり、それが学びとなり成長のステップになる。この本で今の自分を自然と受け入れられるようになっていきました。自分を責める気持ちがなくり、現状を冷静に振り返ってみると、その問題を見つけることができました。起業後間もない頃の私は「お客様のお役に立とう」と思いながらも、自分の売上を上げることが最優先。人材育成で「相手を信頼しよう」と言いながら、自分自身が本当にそういう生き方をしているかと振り返ると、まだまだで…。お客様の立場からすると、そんな人間を信頼できるはずがありません。「私の考え方、生き方に問題があったんだ」──事業がうまくいかなかったことで、私は改めて自分を変えていこうと思うようになれたのです。

ドリプラ福岡で感動大賞を受賞

ドリームプラン・プレゼンテーション2011 in福岡 」へプレゼンテーターとして出場。「幸せ家族プロジェクト~相手に寄り添う気持ちから~」で「感動大賞 」を受賞。詳しくは、こちらのブログ記事 をご覧下さい。

田中伸一のとある一日

魂に寄りそうコーチング 田中伸一の、とある一日をご紹介します。

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