心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

2010/08/05物事の捉え方、心の持ち方

引き下げの心理

「現在の姿を見て接すれば、人は現在のままだろう。人のあるべき姿を見て接すれば、あるべき姿に成長していくだろう」(ゲーテ)


“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。



昨日、ある方(Aさん)からこんなお話を聞きました。



やる気のない状態の人、足を引っ張る人がいたら、その人には

『引き下げの心理』

が働いている。


例えば、「情熱をもって仕事に取り組もう!」と言っても

「どうせ、やっても無駄でしょう」
「やってもやらなくても、別に給料変わるわけでもないし」


こういう人は、劣等感が高い。


自分自身が満たされていないので、周りも自分と同じ状態にしようとする
『引き下げの心理』が働き、そういう発言をします。

周りが自分と同じ状態になれば、安心感を得ることができるからです。



Aさんは、そんな『引き下げの心理』が働いている人には、こう言うそうです。

「何をやっても無駄と言うなら、あなたは、山を登る人がいたら、どうせ降りるんでしょう! って言うんですか?」
「あなたはなぜ息を吸うんですか? どうせ吐くんでしょう!」

相手は、何も言えなくなるそうです。



人は満たされていなところに焦点を当てると、ますます満たされなくなり、
満たされているところに焦点を当てると、ますます満たされます。


幸せを感じることのできる人は、ますます幸せを感じます。

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