心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2019/11/29

vol.133 社会が少しでも良い状況に変わっていけたら (2019.11)

『あなたの敵としてふるまうものは、あなたの最良の教師である』(シャーンティ

ディーヴァ『入菩堤行論』)

 

 

こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

11月14日佐賀講演会をNHK佐賀放送局様に取材していただき、当日夕方のニュ

ースで放送されました。テレビで初めて報道していただき、嬉しくて有り難いです。

ブログにニュース映像がありますので、是非ご覧いただけたらと思います。

https://tanaka-shinichi.hatenablog.com/entry/nhksaga

 

*****《 メニュー 》**********************

 

■1 社会が少しでも良い状況に変わっていけたら

■2 人を攻撃するコメントを見て感じたこと

■3 あとがき

 

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■1 社会が少しでも良い状況に変わっていけたら

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私の敬愛する柴咲コウさんの著書『LIFE THE KO 生きるを活かす9の

こと』からの紹介です。

 

 

柴咲コウさんは、若い頃から環境問題に関心が高く「人間社会はこのままでよいの

か」という漠然とした不安感があったそうです。

 

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30歳を過ぎ、今までとは違った視点で自分を見つめられるようになると同時に、

自らの「使命」を意識するようになりました。「少しでも問題を解決できるように

なりたい」「社会の問題を緩和できるようなモノづくりがしたい」そう考えるよう

になって、自分の会社の設立に至りました。

 

「生活する」ということは「衣食住」と密接に関わっていくこと。そこには必ず消

費行動というものが発生します。消費があるから供給があり、様々なものが生み出

されていきます。

 

ならば、自分も含めた消費者の意識が少しでも良い方向へ変わっていけば、供給さ

れるものも変わっていくのではないか。そのためには、モノが生まれる工程や背景

を知ることが大切だし、自分が消費したものがどう処理されていくかを知ることも

重要だと考えています。

 

もちろん、私自身も、生産の現場に足を運び、環境問題について様々な人の話しを

聞き、日々知識を蓄えている最中です。自分でモノづくりを通して発信していくこ

とによって、社会が少しでも良い状況に変わっていけたらと日々奮闘しています。

 

そんななかで環境省から「環境特別広報大使」というお役目をいただき、ますます

自分の使命を強く意識するようになりました。

 

この本に取り組んだのは、自分の暮らしやモノづくりにまつわる話を通し、まずは

身の回りの衣食住から見直して、消費について、環境について、持続可能な世の中

を考えるきっかけになってくれたらという思いがあってのこと。

 

(中略)

 

これからも、自分を活かして、世の中の「普通」という概念の中に、環境や生き物

に対するもう少しの思いやりを持ち、「自分を生きる豊かさ」を感じられる、そん

な社会づくりに粉骨砕身していきたい。それが、今の自分の使命だと思っています。

 

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私も柴咲コウさんがSNS等で発信される環境問題に心を打たれて、自分のライフ

スタイルを大きく見直しました。

食事も地球温暖化の最大の原因と言われる肉食を止め(動物の命も考え)、自然農

法での野菜作りを始めたり、生ゴミはすべて堆肥にしたり…。自分のできる範囲は

わずかですが、地球の幸せに少しでも貢献できたらと思っています。

 

 

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■2 人を攻撃するコメントを見て感じたこと

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最初に紹介したNHKのニュース映像を許可をいただき、YouTube動画に投

稿していると、感想のコメントがいくつか書かれています。

 

「どんなコメントだろう?」とワクワクしながら見てみると、次のようにコメント

がありました。

 

『障がい児を育てたければ自腹でやれ。

税金で寄生虫を育てるとかふざけるのもいい加減にしろ』

 

怒りや憤りの感情が湧いてきました。

「こんなコメントを書くなんてひどい」と心の中で呟いています。

 

しかし、しばらくするとコメント書いた人の背景に思いがいきます。

こういうコメントを書くということは、

「この人が育った環境がこういう環境だったのだろう」と。

 

「自分の力で、頑張って稼いで自立して生きろ!」

「それができない奴は生きる価値がない!」

 

おそらく、そう言われて育てられてきたのではないか?

 

それがその人自身の価値観となって染みつき、歯を食いしばって頑張って生きてき

た。それでも周囲から認められずに、怖れと不安が充満しながらも、なんとか生き

ている状況ではないのか?

 

そう思うと、悲しくなるし、コメントを書いた人に「大丈夫だよ」って、声をかけ

たい気持ちになりました。

 

私たちは、多くの場合、生まれ育った環境によって、自分の価値観を形成し、その

価値観にそって人生を送っていきます。多くの場合、自分の価値観に無自覚で、そ

れが当然の社会常識のように思い込み、自分と異なる価値観の人を受け容れること

が難しいです。

 

それでもある程度自分が満たされていれば問題にはなりにくいのですが、自分が満

たされていない場合は、他者(特に社会的弱者)に対する攻撃となって表面化して

きます。表面化しなくても、心の中で他者を攻撃し戦っています。

 

問題は、他者を攻撃する人にあるのではなく、そう言う人を生み出した社会全体に

あるように思います。

 

私が「障がいのある息子からの学びと気づきの講演会」で伝えたいことも、無意識

のうちに刷り込まれた価値観に気づいて、自分らしい幸せな人生を生きることです。

そういう社会づくりに少しでも貢献できたらと思っています。

 

 

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■3 あとがき

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先日の佐賀講演会ではNHK様の他にも、佐賀新聞社様、朝日新聞社様にも取材し

ていただき、新聞記事にもしてもらっています。ブログにも投稿しているので、是

非ご覧ください。

 

『佐賀新聞の記事に! 「息子は幸せに」』

https://tanaka-shinichi.hatenablog.com/entry/saganewspaper20191116

『朝日新聞の記事に! 「自分らしく」』

https://tanaka-shinichi.hatenablog.com/entry/asahinewspaper20191115

 

お客様からの嬉しいご感想もたくさんいただきました。

 

『佐賀講演会「愛をテーマに成長したい」』

https://tanaka-shinichi.hatenablog.com/entry/saga20191114love

『佐賀講演会「心の声に気づけるように」』

https://tanaka-shinichi.hatenablog.com/entry/saga20191114voiceofheart

 

これからも多くの方にお話ししたいと思っていますので、是非講演の場を提供して

いただけたらと思います。引き続き応援、よろしくお願いいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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