『ただ自分自身であることに満足し、比較したり競争することがないのであれば、
すべての人が君を尊敬するだろう』（老子）
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
今年も残すところ、あと数日。毎年この時期になると思うことですが、一年があっ
という間です。今月も色々とイベントごともあり、楽しく充実した月を過ごして
います。１２月初旬は今年最後の果物狩りの柿狩りへ。その前に巨大わらかがしや
初めてのかえる寺へも。ブログ記事を是非ご覧ください。⇒
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■１ 私たちの本来の姿
■２ 今年一年を漢字一文字で表すと
■３ あとがき
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■１ 私たちの本来の姿
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『ビギナーズ・クラシックス中国の古典 老子・荘子』（野村茂夫氏著）からのご
紹介です。
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老子によれば、人間は生まれたままの姿が心身ともに最も完全に近いものです。赤
子をたたえるのはそのあらわれです。その生まれたままのものを、後天的に変えて
ゆくことは、完全さを損なう以外の何ものでもありません。
変えてゆくとは、知恵を用いてさまざまな人間が考え出した道徳、価値観をつけ加
えてゆくこと、あるいは文明の産物である道具を日常生活の中で使用することです。
それは完全さからの堕落にほかなりません。儒家の教える聖・智・仁・義などは、
いずれも不自然な努力によって得られるものであり、本来的に人がもっているもの
を失わせるにすぎません。
老子は「民は孝慈に復る」といいますが、人は素朴な感情として孝慈をもっており、
外部から強要する必要はないのです。むしろ外部から教育などによって施された虚
飾を去ることによって、自然の発露としての孝慈をとり戻すことができるのです。
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老子・荘子、また孔子など古典には学ぶことが多いです。その中で、私たち人間は
生まれたままの姿が完全に近いというのは、儒学の一派、陽明学でも言われていま
す。
「心即理」と言い、万物を貫く理は私たちの中にある。
「良知（良心、素晴らしい心）」は、私たちが生まれつき持っている心の本体。
ですが、私たちは、育った環境によって色々な思考が刷り込まれ、本来の良知が曇
ってしまう。なので、その曇りを取り除くことにより「良知」を発現させようと。
私の場合は、息子の姿を見ていると、それをよく感じます。本来の自分に戻り、幸
せな生き方をしたいものです。
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■２ 今年一年を漢字一文字で表すと
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毎年恒例の今年の漢字は「熊」でした。
あなたの今年一年を振り返り、漢字一文字で表すと、どんな漢字になるでしょ
うか？
私もこの時期になると今年一年を振り返って、漢字一文字を考えます。
そして、出てきた漢字は「感」。感情、感じるの「感」です。
今年も色んな出来事があった一年でした。
嬉しかったこと。楽しかったこと。幸せを感じること。
逆に、イヤなことや困ったことも。
どちらの時も、いい悪いの判断をせず、その時、感じる気持ちを大切にして、次の
行動が必要なときは、自分の感じる気持ちに沿って行動してきました。
振り返ると、自分らしく充実した年になったと思います。
頭で考えることも大切ですが、一番は自分の内面から湧き出てくる感情に寄り添っ
て生きていくこと。
それが前段の老子の言葉にもつながり、自分の生まれ持った本来の人生を生きるこ
とにもなります。
私の場合は、息子がそのお手本です。
来年も「感じる」ことを大切にして、自分らしい年にしようと思います。
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■３ あとがき
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ドラマや映画を観るのが好きな私で、24日最終回だった『スキャンダルイヴ』は予
想を上回る展開で、最後は感動でゾクゾク鳥肌が立ってきました。
『スキャンダルイヴ』の主演は柴咲コウちゃん。芸能事務所と週刊誌によるスキャ
ンダルを巡る禁断の攻防戦を描くＡＢＥＭＡ新オリジナルドラマで、初回からスピ
ーディーでスリリングな展開が続きます。
ただ、それだけに終わらず最終回６話まで先の読めない展開が続き、最後は私たち
一人ひとりが考えさせられる素晴らしい結末でした。今の時代、一人でも多くの方
に観てもらいたいドラマです。
登録不要の無料配信ドラマで、是非こちらからご覧いただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、今年も１年間メルマガにお付き合いいただきありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
皆様にとって、来年も幸多き年になりますように！
