心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2017/06/30

vol.104 人生の始まりは自分の心のコントロール (2017.06)

『外側の世界をじかに変えることは、誰にもできません。自分の好みを他人に押し

つけることも、世界を自分の好みに合わせてつくり替えることも、私たちには行え

ません。でも、内側の状況、すなわち自分の願いや感情、思いなどは、いつでも自

由に変えることができます』(ジェームズ・アレン)

 

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

梅雨に入り、市民農園の雑草(雑草という草はありませんが)もどんどん成長して

います(笑)。5年前の私は、雑草をよくないものとして、せっせと草取りをして

いました。でも今は、雑草の役割を理解し、共生しています。(*^_^*)

雑草の役割は、あとがきで。

 

 

*****《 メニュー 》**********************

 

■1 人生の始まりは自分の心のコントロール

■2 治療方針が決まる(不定期連載第8回)

■3 あとがき

 

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■1 人生の始まりは自分の心のコントロール

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『原因と結果の法則(3)困難を超えて』(ジェームズ・アレン著)からのご紹介

です。

 

 

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自分自身をコントロールしていない人たちは、真の意味では生きていない人たちで

す。彼らは、たんに存在しているだけであり、まるで獣のように、欲望や気まぐれ

な感情に従うだけの人生を送っています。

 

そして彼らは、獣と同程度の幸せしか感じられないでいます。自分を幸せにしてく

れる多くのものを、自分から無意識のうちに遠ざけているためにです。

 

彼らはまた、獣と同じような苦悩を味わってもいます。苦悩から抜け出すための方

法を知らないためにです。

 

彼らは、一連の肉体的な感覚と気まぐれな感情に身を任せるばかりで、自分の人生

を知的に振り返ることをまったくしないために、自分に起こる出来事に関する混乱

した思いとともに毎日を生きています。内側で混乱した人生を送っている人間は、

それと同じ状況を、外側の目に見える人生のなかにも必ず出現させることになりま

す。

 

私たちは、欲望の流れに身を任せつづけているかぎり、たとえ一時的にはそこそこ

の必需品を手にし、人生の快適さをある程度は味わえたとしても、持続的な真の成

功は達成できません。少なくとも最終的には、内側の世界を正しく管理しなかった

ことの結果として、物理的な失敗や災いを必ず体験することになります。

 

人間は、外側の世界において持続的な成功を手にするためには、まず心のコントロ

ールに成功しなくてはなりません。そうやって、まず内側の世界で成功を収めなく

てはならないのです。これは、二足す二が四になるのとまったく変わらない確かさ

で機能する、絶対的な公式です。外側の出来事はすべて、まず内側で発生するので

す。

 

自分の心をコントロールできない人間には、外側の世界での活動をうまく推し進め

ることなど、とうてい不可能なことです。いっぽう、自分自身のコントロールに成

功したときから、人間は、日を追うごとに、外側の世界における、より大きなパワ

ー、より大きな評価、より大きな成功へと上昇を続けることになります。

 

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本の続きでは、自己コントロールの工程は、<1.抑制、2.浄化、3.追放>の

三つのステージで構成されています。

 

1.抑制は、身勝手な感情や欲望を抑制すること。自分の生き方の中心軸に照らし

合わせて行動をチェックし、自分の行動を調整していきます。

 

2.浄化は、低次の自我を浄化するために、神聖な願望、熱心な祈り、思慮深い注

意によって推し進めていきます。

 

3.追放は、自己浄化が完成し、真の意味で自分の人生を生きはじめる段階。知恵、

忍耐、勇気、思いやり、愛を表現しながら生きていきます。

 

どれも簡単にできることではないかもしれませんが、自分を信頼し、日々の取り組

みを継続していくことで一歩一歩近づいていくことができます。

 

 

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■2 治療方針が決まる(不定期連載第8回)

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私の身近で最も尊敬するのが息子の彰悟。数年前にその彰悟のことを書き留めてお

いたものを不定期で連載しています。(前回まで…誕生後、血小板減少、ダウン症

と診断。その後、肺炎と呼吸困難で緊急入院。気管軟化症と診断され、こども病院

へ転院)

 

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彰悟の治療の方針が決まった。気管軟化症そのものは、すぐに改善するのは難しい

とのこと。そこで、「気管切開」をすることに。「気管切開」とは、首の下のところ

の気管を切開し、肺からの気道を確保し、呼吸ができるようにするということ。

 

それを聞いて、「えー!大丈夫かよ!」「首の下の方を切開するなんて!」「そんな

こと信じられない!」と思った。

 

でも、よくよく話を聞いてみると、そういう患者さんは珍しくないようだ。

気管切開をしたら、どうなるのかを先生に聞いてみた。

 

「気管切開をして、声を出せるんですか?」初心者の質問だ。

「声は出せないんです」先生は答えた。

「じゃあ、どうなるんですか?」

「今は、気管が弱っていて、気管の状態が回復すれば、気道も確保できます。そし

たら、そこで呼吸ができるので、切開した所を閉じ、普通に呼吸し、声を出すこと

もできますよ」

「本当ですか?」先生が嘘をつくはずもないのだが、私は思わず確認した。

「本当ですよ」先生はやさしく答えた。

 

彰悟は、ベッドの上で、すやすや寝ていた。でも、口からは呼吸をするための管が

飛び出している。

 

先生は気管切開をするメリットを続けて教えてくれた。

「気管切開をすると、管をはずすことができます。すると口でミルクを飲むことも

できます。手も固定せずに自由に動かすことができます。寝がえりを打つこともで

きます」

 

気管を切開することは怖かったが、逆にいいことが山のようにある。

彰悟を抱っこすることもできる。

 

「先生、お願いします!」

 

それから、手術は1週間後に決まった。

少し、彰悟の先が見えた。もうすぐ産まれて5カ月が経つ。

 

 

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■3 あとがき

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現時点で私が理解している雑草の役割は、

 

1.生える雑草の種類によって土のステージ(どれだけ肥えているか)がわかる。

 

2.太陽から土を守り、保湿効果や根によって土を耕し微生物を育ててくれる。

 

3.刈った草を野菜の根本に置くと、野菜への水遣りも少なくてすみ、草が枯れる

とそのまま草堆肥にもなる。また、その部分には雑草が生えにくくなり、野菜の根

が育ちやすい。

 

などです。

 

どんな物事もそうですが、見る人の見方によって、良くも悪くも捉えることができ

ます。現状を受け入れて、すべてを良きことに向かって必要なこととして捉えてい

くと幸せな人生を送れますよね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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