心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2013/05/31

vol.55 欠点や過ちなど取るに足りない、大切なのは・・・ (2013.05)

『起こった出来事に左右されるだけの人間でることもできるし、出来事に対して
どうありたいか、何をするかと言う決断を通じて、どんな人間になるかを選ぶこと
もできる』(ニール・ドナルド・ウォルシュ)

 

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

梅雨に入り、畑の夏野菜もだんだんと育ってきました。
肥料は生ごみで堆肥をつくり、それを畑に入れているのですが、そこからなんと
カボチャの芽が30個ぐらい怒涛のように生えてきています。生ごみ堆肥の中に
眠っていた種の生命力の強さに驚かされています。(*^_^*)

 

 

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■1 欠点や過ちなど取るに足りない、大切なのは・・・
■2 私が尊敬する息子の彰悟
■3 あとがき

 

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■1 欠点や過ちなど取るに足りない、大切なのは・・・
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ブライアン・L・ワイス博士の『前世療法』からの紹介です。

 


ワイス博士は、アメリカの精神科医で、ある女性患者を催眠療法で治療し、その
過程で患者が「過去生(前世)」を思い出していきます。自分の生きる意味や目的、
そして身の回りに起こっている様々なことが明らかになっていきます。


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私の診察室で怒涛のように起こった一連のメッセージとできごとは、私の個人的な
生活と家庭生活に、大きな変化をもたらした。私の意識が少しずつ、変化し始めた
のだ。


例えば、私が息子と一緒に車で大学の野球の試合を見に行く途中、ひどい交通渋滞
に巻き込まれたとしよう。今までの私ならば、交通渋滞に腹を立て、その上、試合
の初めの方を見損なうのが常だった。


しかし、最近、私はあまり腹を立てなくなった。へたなドライバーに怒りをぶつけ
ることもなくなった。首や肩の筋肉もリラックスしている。自分のイライラを息子
にぶつけることもなくなった。


そして、その時間を、お互いにいろいろ話しながら過ごすのである。二人の好きな
野球を見て、息子のジョーダンと一緒に楽しく過ごしたいのだということに、私は
気がついたのだった。


午後の目的は、二人で一緒の時を過ごすことなのだ。もし、私がイライラして腹を
立てたら、せっかくの二人の外出が台無しになってしまうのだ。

 

私は自分の子供達や妻を見て、前世でもどこかで一緒だったのだろうか、と思った。

私達は互いに、今生一緒に生まれ、人生の試練や悲しみや喜びを、ともに分かち
合おうとそれぞれが選んできたのだろうか? 私達は本当に年齢がないのだろう
か?


私は家族の一人ひとりに、深い愛とやさしさを感じた。彼らの欠点や過ちなど、
取るに足りないということにも気がついた。そんなことは、実はちっとも大切では
ないのだ。大切なのは愛なのだ。

 

私は同じ理由から、自分の欠点をも許している自分に気がついた。いつも完全であ
る必要も、自分をコントロールする必要もなかった。他人によく思われる必要など、
少しもないのだ。


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私たちが何かを行おうとする時は、その目的や動機がはっきりしているのですが、
いつの間にか、その目的よりも、行動や取り組むことが目的化し、本来の目的が
忘れ去られることがあります。


自分が生きている意味や目的をわかっていると、それだけで、軸のぶれない人生が
送れます。他に何も気にする必要すらなくなっていきます。

 

 

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■2 私が尊敬する息子の彰悟(Facebook記事より)
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私が身近で一番尊敬するのが息子の彰悟(16歳)。


2回の転職をし、今の仕事をしているのも、また、いろんな面で私の意識が変わっ
ていったのも彰悟が私を導いてくれたお陰です。


自我の確立も食生活等も、振り返ってみると、彰悟はいつも私の先をいっています。


・自分をしっかりと持ち、変な意味で人目を気にしない。自分の生きる道、自分の
人生を歩んでいる。
・自分の思い通りにならないことがあったとしても、何の不満も出さず、その現状
をそのまま自然に受け入れている。
・生まれてからずっと菜食主義(肉魚等を食べない)で、日々健康に過ごしている。
・人体に悪影響のある練り歯磨きは使わず、歯ブラシのみでの歯磨き。
・食事中はお茶等を飲まず(胃液の活動・消化吸収のため)、食事が終わってから、
初めてお茶を飲む。
 ・・・等々。


ここ2年ぐらいで、私が色々と学び実践し始めたことを、彰悟は誰にも教えてもら
わず、生まれながらに行っています。
 

一番凄いのは、「黙養」(言葉を発しないこと)。
これは、江戸時代初期の陽明学者、熊沢蕃山先生がおっしゃる難行です。


 
声をあげるのは生命、必然の欲求で、物を言わぬのは相当の苦である、これを3年
できればたいへんな人物だそうです。


 
彰悟は、生後3カ月で肺炎・気管軟化症で気道が塞がり、気管切開をして呼吸して
います。気道が塞がっているため声も出せません。それが現時点で16年。(おそ
らく生涯声が出せないでしょう)


 
(ちなみに、あとから知ったのですが、彰悟の「悟」という字は「口を慎む」とい
う意味らしいです)


 
もう、私にとっては、尊敬する以外にありません。


 
彰悟が声を出せず(一般的にいう知的障害もあるため、文字も書けません)、「何
を考えているのか?」「何か伝えたいことがあるんじゃないか?」と以前は悩んで
いたこともありました。
 


でも、一昨年秋ぐらいから、彰悟と向き合うと、彰悟が何を思っているのか、私に
何を伝えようとしているのかが、自然とわかるようになりました。


 
私が、彰悟に相談事をすると、「自分の信じる道を進んだらいいよ」「それは、た
いしたことないよ」といつも勇気づけてくれます。

 


こんな息子に恵まれて私は幸せです。

 

 

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■3 あとがき
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私が起業して明日で丸5年が経ちます。
この5年を振り返ると、本当にたくさんのことを学んできました。


自分自身のことを振り返っても、考え方や生活習慣が5年前とはガラッと変わって
います。それが仕事にも反映し、いい循環ができているような気がします。


これも、みなさまのお陰です。
本当にありがとうございます。


次の5年間、自分がどう変化していくのか、自分自身で楽しみです。(*^_^*)
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 


最後までお読みいただきありがとうございます。


皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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