『世の中に期待するより、今、自分に何ができるか』
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
ここ数カ月は、コーチング等のセミナーを開催させていただいていますが、それ
以上に私自身もセミナーや研修をよく受けています。
9月のシルバーウィークも5日中4日間はセミナーを受けて過ごしました。
これからの開催するセミナーで活かしていきます。
＊＊＊＊＊《 メニュー 》＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■１ 相手の存在そのものを受け入れる
■２ 公開セミナーのお知らせ
■３ あとがき
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■１ 相手の存在そのものを受け入れる
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野口嘉則様の著書に『３つの真実 ～人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密～』
という本があります。
この本は“ミスター目標達成”と言われる主人公とある老人の会話で物語が進んで
行きます。その中で老人の言葉に次のような一節があります。
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行動や行為のことをＤｏｉｎｇ（ドゥーイング）という。そして、その結果得られ
るものをＨａｖｉｎｇ（ハビング）という。
子育ての例で話そう。
親が期待するような行動を取ったときに、『いい子だね』と褒める。これはその子
の行動、つまりＤｏｉｎｇを評価したことになる。また、子どもがいい成績を取っ
たときに、その成績を褒める。これは、その子が手に入れた結果、つまりＨａｖｉ
ｎｇを評価したことになる。
しかし、ＤｏｉｎｇもＨａｖｉｎｇも、その子自身ではない。その子の付属物じゃ。
一方、その子自身のことをＢｅｉｎｇ（ビーイング）と言う。Ｂｅｉｎｇとは、そ
の子の存在そのもののことじゃ。
人間はＤｏｉｎｇやＨａｖｉｎｇでばかり評価されていると、自分の存在、つまり
Ｂｅｉｎｇが不安になってくる。「そのままの自分ではダメだ」と思えてくるのじ
ゃ。
具体例で話そう。
ある秀才の男の子がいて、彼は成績がいいことばかりを褒められて育った。Ｈａｖ
ｉｎｇばかりが評価されて育ったわけじゃ。その結果、彼は「いい成績を取らなけ
れば自分には価値がない。他人から評価されなければ自分には価値がない」と思う
ようになった。
つまり、「そのままの自分ではダメだ」と思うようになったのじゃ。彼は大人にな
った今も、人から評価されなければ安心できない。そして、出世競争に時間と労力
を捧げるようになり、自分の人生を楽しむことができなくなったのじゃ。
もう一つは、ある女の子の話です。
以前は、ＤｏｉｎｇやＨａｖｉｎｇばかりに焦点を当てられて育っていたが、その
子が高校生のとき、その子の母親の心が変わった。その子の存在をそのまま受け入
れるようになったのじゃ。
「どんなときのあなたも愛しているよ。あなたがいてくれることがお母さんの幸せ
なのよ」というメッセージがその子に伝わり、その子の自尊心が満たされていった。
その子は自分らしさを愛せるようになり、大人になり今は人生を楽しんでおる。
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相手を認める、褒めるときは、その人の存在そのもの（Ｂｅｉｎｇ）を褒めること。
逆に叱る必要があるときには、相手の行動・行為（Ｄｏｉｎｇ）や結果（Ｈａｖｉ
ｎｇ）を指摘することで相手の存在を認めることになります。
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■２ 公開セミナーのお知らせ
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９月末から１０月にかけての公開セミナーのお知らせです。
○９月２７日（日）日本コーチ協会福岡支部主催
『メンタリング・マネジメント～人材育成にどう取り組むのか』
○９月３０日（水）株式会社ベストパートナー様主催
『社員のやる気の引き出し方』
○１０月７日（水）・１４日（水）・２１日（水）・２８日（水）
『実践型コーチング体験セミナー』
詳細はこちらをご覧ください。
→ http://www.axisevolution.com/news/archives/7
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■３ あとがき
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人間関係・コミュニケーションについてよく考えるのですが、今年1月に私の手帳
にこう書いています。
「まずは自分を許し、信じること。そして、相手を信じること」
最近、いろんなところで学ばせていただいていますが、あらためてそう感じています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています！
