心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2014/11/18

vol.73 したくないことを断れずにいると・・・ (2014.11)

『我々は、何を言うか、持っているかではなく、どう在るかによって他者に影響を
及ぼす。』(デヴィッド・R・ホーキンズ博士)

 



こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 


先日の福岡マラソンで知り合い数名がフルマラソンに出場。私は筋トレ・ストレッ
チは日々行っていますが、走ることはほとんどしていません。でも、マラソンに出
て充実感を味わってる姿を見ると、私も走りたくなり、早速ランニングシューズを
買い、先週から自宅近くの川沿いのランニングコースを走っています。(*^_^*)

 


*****《 メニュー 》**********************

 

■1 したくないことを断れずにいると・・・
■2 気が焦って慌てて仕事をしている時に
■3 あとがき

 

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■1 したくないことを断れずにいると・・・
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『「前世」からのメッセージ』(ブライアン・L・ワイス博士著)からのご紹介です。
 

 

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自分自身を愛しなさい。他の人の言うことを気にしてはいけません。もし、本当に
人の申し出や義理を断りたかったら、はっきりと断りなさい。それをし損なうと、
怒りがしのび寄ってきます。あなたはそれにかかわり合ったことに怒りを感じ、そ
れを押しつけた人を恨むようになります。

 

必要な時にはノーと言い、やりたい時にはイエスと言った方が良いのです。したく
ないことを断れずにいると、病気になることがよくあります。なぜなら、病気にな
るのは、より「受け入れやすい」ノーという方法だからです。

 

なぜなら、自分の体が「ノー」とあなたの代わりに言っているのですから、断るし
かなくなるのです。自分の気持ちをはっきり言う方が、ずっと健康的です。これを
おもしろおかしくTシャツに一言で書いてあるのを、見たことがあります。

 

「ストレスとは、心がノーと言っているのに、口が勝手に開いてイエスと言ってる
時のことです」

 

投影とは、心理学の言葉ですが、自分の怖れや無意識の動機を否定しておいて、そ
の怖れや動機を他の人に押しつける行動のことを言います。自分の隠れた感情を人
に投影したり、何もないのに動機や意図を人のせいにしたりしないように、気をつ
けて下さい。現実をこのように歪めると、自分も人も傷つけてしまいます。

 

例えば、見捨てられる恐怖や自信のなさがある人の場合、デートの相手が席を予約
したレストランになかなか現れないと、次のように思いがちです。「彼は本当は私
を好きではないのよ。誰かもっとすてきな人が現れたので、私を待たせているんだ
わ」本当は、彼はただ、交通渋滞に巻き込まれただけかもしれません。

 

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人を大切にする前提は、自分を大切にすること(愛すること)。それができるよう
になると自然と相手や周りも大切にすること(愛すること)ができるようになりま
す。
また、私自身、気が進まないことには、アサーティブ(誠実、率直)にノーと言え
るようになってから、自分らしく生きている実感がしています。

 


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■2 気が焦って慌てて仕事をしている時に
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22年前、私が社会人一年生だった時のことです。

 

当時は銀行員、納税・出納窓口の仕事をしていました。

 

今は、番号札もあり、空いた窓口に順番に割り振られますが、当時はその仕組みも
なく、今ほど自動化も進んでいません。

 

10日・25日・月末の繁忙日は、異常なくらい窓口にお客様が押し寄せてくるよう
な感じで、事務処理をする速度よりも、お客様の伝票を受け付ける数の方が多く、
どんどん伝票を入れたお皿が私の机の上にたまっていきます。お客様の待ち時間も
1時間は軽く超えます。

 

繁忙日はいつも気が焦り、早く事務処理をして、お客様をお待たせないようにしな
いといけないと思っていました。

 

ところが、その繁忙日のある日、事務処理をしていた時のことです。

 

「今、気が焦って慌てるように事務処理をしているけど、慌ててやっても落ち着い
てやってもスピードはそんなに変わらないんじゃないか? 多少お客様をお待た
せするかもしれないが、落ち着いてやろう」という思いがふと湧いてきました。

 

そう思った瞬間から気が楽になり、落ち着いて確実に仕事ができようになりました。
事務処理のスピードもそんなに変わりません。慌てていたのは、お客様が多いから
ではなく、自分の気の持ちようだったのです。

 

お客様に対しても、焦っていると「私の窓口に来ないでくれ~」というオーラを出
していたかもしれませんが、その後は、笑顔で「待ち時間1時間ぐらいかかるので、
何か用件を済ませて、戻ってきていただい方がいいかもしれませんね」と応対して
いました。(もちろん、お待たせすることにお詫びもします)

 

今振り返って考えてみると、焦っていた時は、目の前の仕事よりも、「早く処理し
ないといけない」ということに意識がいっていました。でも落ち着いてやっている
時は、今、自分の目の前にある仕事に集中している状態です。

 

先の不安なことを考えるよりも、今、この瞬間にできることに意識を集中すること
ですね。

 


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■3 あとがき
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冒頭の言葉で紹介したデヴィッド・R・ホーキンズ博士の著書『<わたし>-真実
と主観性』を現在読んでいます。ずっと読みたかった本ですが、2か月前に増刷されやっと手
に入れることができました。

 

 

ここ2~3年の私の一番の興味・関心は、真理の探求と意識レベルの向上。

 

いろいろと参考になる本は沢山ありますが、その中でも、特にお勧めの本です。
ご興味のある方は、是非読んでみてください。

 

 


最後までお読みいただきありがとうございます。


皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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