心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2016/12/20

vol.98 「信じる」ことと「可能性」 (2016.12)

『利害関係のない人や立場が下の人に対しても、誠実を貫く本物の人格を磨くこと。

いくらごまかしても、虚実の人格はすぐに見抜かれ、幸せな出会いをもたらすこと

はない』(『ブーバーに学ぶ―「他者」と本当にわかり合うための30章』斉藤啓一

氏著より)

 

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

市民農園では、先月からサツマイモ・秋ジャガ・ニンジン・カブ・ダイコンなどの

根菜類を収穫し、毎日おいしくいただいています。自宅の花壇には、菊の花が咲き、

遅咲きの菊は、1週間前にやっと花が咲きはじめ、満開は来週ぐらいになりそうで

す。身近な自然や植物に心と体を癒されています。(*^_^*)

 

 

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■1 「信じる」ことと「可能性」

■2 今年1年を振り返って

■3 あとがき

 

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■1 「信じる」ことと「可能性」

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『愛するということ』(エーリッヒ・フロム著)からのご紹介です。

 

 

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自分自身を「信じている」者だけが、他人にたいして誠実になれる。なぜなら、自

分に信念をもっている者だけが、「自分は将来も現在と同じだろう、したがって自

分が予想しているとおりに感じ、行動するだろう」という確信をもてるからだ。

 

自分自身にたいする信念は、他人にたいして約束ができるための必須条件である。

そして、ニーチェが言ったように、約束できるということが人間の最大の特徴であ

るから、信念は人間が生きてゆくための前提条件の一つである。

 

愛に関していえば、重要なのは自分自身の愛にたいする信念である。つまり、自分

の愛は信頼に値するものであり、他人のなかに愛を生むことができる、と「信じる」

ことである。

 

他人を「信じる」ことのもう一つの意味は、他人の可能性を「信じる」ことである。

 

この信念のもっとも初歩的な形は、生まれたばかりの赤ん坊にたいして母親が抱く

信念である。つまり、この子は生き、成長し、歩き、話すようになるだろう、とい

う信念だ。もっとも、そうした点に関していえば、子どもの発達はきわめて規則的

であるから、それを期待するのに信念など必要ないように思われる。

 

だが、発達しないかもしれない潜在能力となると、話しは別だ。つまり、人を愛す

るとか、幸福になるとか、理性を使うといったことにたいする可能性、あるいは芸

術的才能のようなもっと特殊な可能性である。これらの可能性は、いわば種子であ

り、もしその発達を促すような条件が整えば成長するし、そうした条件がなければ

枯れてしまう。

 

そうした発達のための条件のうちで、もっとも重要な条件の一つは、子どもの人生

において重要な役割を演じる人物が、そうした可能性にたいして信念をもっている

かどうかということである。その信念があるかどうかが、教育と洗脳のちがいであ

る。

 

教育とは、子どもがその可能性を実現してゆくのを助けることである。教育の反対

が洗脳である。これは、可能性の成長に対する信念の欠如と、大人が正しいと思う

ことを子どもに吹きこみ、正しくないと思われることを根絶すれば、子どもは正し

く成長するだろうという思いこみにもとづいている。(中略)

 

他人を「信じる」ということをつきつめていけば、人類を「信じる」ということに

なる。(中略)すなわち、人間には可能性があるので、適当な条件さえあたえられ

れば、平等・正義・愛という原理にもとづいた社会秩序をうちたてることができる、

という理念である。

 

人間はまだそうした秩序をうちたるにはいたっていないが、だからこそ、きっとう

ちたてることができるという確信を抱くには、信念が必要なのである。

 

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自分自身に誠実であり、可能性を信じることが自分を「愛する」ことにつながり、

そのベースがあり、初めて他人を信じ、愛することができます。すべての出発点は、

自分自身がどうあるか。一生かけて取り組むテーマだと思います。

 

 

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■2 今年1年を振り返って

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私の今年のテーマとして昨年末に決めたものが3つあります。

 

【観察自我を育てる】自分の感情や思考を客観的に見つめる自分を育てていこう。

【自分を愛する】自分を愛そう。

【意識のシフト】自分の中の意識を一段上にシフトしよう。

 

詳細は、今年1月1日のブログにUPしています。

http://www.axisevolution.com/axisblog/archives/342

 

毎日の生活にこれらを高める習慣を取り入れ、現時点で、1年前にイメージしてい

た以上のレベルになったように思います。

 

私たちの中には、常に様々な感情や思考があります。そこから一歩離れて自分を見

つめ、どんな自分であったとしても、その感情や思考を責めることなく、受容し、

愛すること。

 

今年の初めは、かなり意識していましたが、次第に習慣化し大分無意識に定着して

きまた。

 

その影響か、仕事やプライベートで色んなプランを立てていましたが、全体的に物

事が自然に流れていくような順調な1年でした。仕事のご依頼も増え、旅行ややり

たいことがあれば、いいタイミングで、向こうから押し寄せてくるような感じです。

 

これも皆のお陰です。ありがとうございます。感謝します。

 

そして、毎年恒例の今年1年を振り返り、漢字一文字で今年の自分を表すと何にな

るかを考えてみました。「夢」や「光」という漢字も浮かびましたが、最終的に

【愛】という漢字に。

 

今年のテーマの一つが「自分を愛する」で、それに取り組み、深まってくると、比

例するように私自身がこの宇宙(創造主)からいつも「愛されている」という感覚

を持てるようになったこと。何があっても愛され、守られていると感覚を持てるの

は、この上ない幸せなように感じます。

 

ただ、これも以前の私に比べたらそう思えるだけであって、ゴールにたどり着いた

わけでもなく、さらに深めることができると思うので、これからも引き続き取り組

み、それを発信できる人を目ざしていきます。

 

 

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■3 あとがき

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私たちが人として成長して上で基礎となるが「生活習慣」。これは、多くの方が共

通して言われていることでもあり、私自身も実践を通じて同じように感じています。

 

『愛するということ』にも、「愛の習練」には、規律や集中、忍耐が必要であると

書かれています。(著者によると、愛は自然に発生するものではなく、訓練によっ

て高めていくもの)

 

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毎朝決まった時間に起き、瞑想や読書、音楽を聴く、散歩をするといった活動に一

定の時間を割き、逃避的な活動には最低限しかふけらず、暴飲暴食をしないといっ

た基本的なルール。

 

そこで重要なのは、外から押しつけられた規則か何かのように規律の習練を積むの

ではなく、規律が自分自身の意志の表現となり、楽しいと感じられ、ついにはそれ

をやめると物足りなく感じられるようになること。(一部要約して書いています)

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自分の目ざす人間像を明確にして、それに向かって進んでいると思うと楽しいと感

じやすく、習慣にしていくと無意識に定着し、自分自身の人格にも反映されていき

ます。

 

 

今年も1年間「アクシスエボリューション通信」にお付き合いいただきありがとう

ございました。

 

来年も私たち一人ひとりが、より愛を感じ、幸せな年になりますように。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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