心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2014/01/31

vol.63 内側が外側に影響を与える (2014.01)

『人生は、何かに敵対して生きるべきではなく、何かのために生きるべきものなの
です』(マルタン・グレイ)

 


こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

年が明けて、もう1カ月。少しずつ日が長くなり始めています。
朝、新聞を取りに玄関の外に出て空を見上げると今日もきれいな青空。
幸せを感じながら1日がスタートします。

 

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■1 内側が外側に影響を与える
■2 目の前に攻撃的な人がいたら
■3 あとがき

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■1 内側が外側に影響を与える
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末期癌から臨死体験を経て生還を果たし、数日で癌が消えてしまった奇跡の実話、
『喜びから人生を生きる!-臨死体験が教えてくれたこと-』(アニータ・ムアジ
ャーニ著)からの紹介です。

 

 

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本当の喜びや幸せは、自分を愛し、自分の心に従い、ワクワクすることをしている
時に、見つけられるのです。私の人生が方向性を失ったように思え、どうしてよい
か途方に暮れるのは、自分を見失ってしまっているのです。

 

このことは、自分の内なる声に耳を傾けず、テレビや新聞や薬品会社や仲間や文化
的あるいは社会的な信じ込みなどに、自分の力を渡してしまった時に起こりがちで
す。

 

以前は、迷うとまず外側に答えを見つけようとしました。本や先生やグルに頼り、
自分に答えを与えてほしいと望みました。それは、初めて癌の診断を受けた時、ま
さに私がしたことでした。でも、その結果、ますます方向性を見失うことになった
だけでした。自分のパワーを他人に与えてしまったからです。

 

内側が外側に影響を与えるという見方は、自分の内なる導きを十分に信頼すること
を意味します。それは、私の感じていることが、私の宇宙全体に影響を及ぼすとい
うことです。言い換えれば、私はクモの巣状の宇宙の中心にいるので、全体に影響
を与えているのです。

 

ですから、もし私が幸せなら、宇宙も幸せです。私が自分を愛していれば、他のみ
んなも私を愛するでしょう。もし私が平和なら、すべての創造物が平和なのです。

 

それがわかってからは、状況が困難に思えたら、それを物理的に変えようとするの
ではなく、まず自分の内側の世界を調べるようになりました。ストレスや不安、惨
めさを感じたら、内側に入って、その感情と向き合いました。気持ちが落ち着き、
自分の中心を感じられるまで、一人で座ったり、自然の中を歩いたり、音楽を聴い
たりするのです。

 

そうすると、外側の世界も変わり始めて、何もしなくても障害物が消えていくとい
うことに気づきました。

 

(中略)

 

月日が経つにつれ、私はこれらの気づきをもっと実践に移そうとしました。やらな
くてはいけないことがたくさんあってストレスの多い状況で、自分の中心に戻るた
めに休んだりするのは時間の無駄だと責められたこともあります。

 

けれど私は、もし物質的レベルで物事を解決しようとすれば、余計に進行が遅くな
ることを知っていました。今でも、このようなやり方で問題に対処してしまうと、
ねばねばしたシロップの中を歩いているようにかなりのイライラとストレスを感
じます。

 

逆に周囲の人がどう思おうと時間をとって自分の中心に戻るようにすると、全体と
のつながりに気づけて落ち着きや満足感を取り戻すことができ、大きな障害のほと
んどは消えてしまいました。

 

その間にすごい明晰さを受け取り、単に中心にいるということだけで、残っている
問題の多くが消えていったのです。外側から対処するよりも、このほうがよっぽど
効果的な方法だとわかりました。

 

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自分の周りに起こっている出来事は、自分の心の写し鏡と言います。

 

自分の内面を見つめ、感じ、受容していくと、心も穏やかになり、それに伴って、
自分の外側の現象にも変化が表れ始めます。

 

私も数年前から、毎朝1時間、自分の内面と向き合う時間を作り、次第に精神的に
落ち着き感じるようになりました。

 


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■2 目の前に攻撃的な人がいたら
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目の前に攻撃的な人がいたらどうするでしょうか?

 

先日そういう場面に出くわしました。

 

私自身は、冷静に対応したのですが、その後、読んだ本「奇跡のコース」のガイド
ブックに次のような内容が書かれていました。

 

 

以下、要約文です。


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目の前のその人は、なぜそんなことを言ったりするのでしょうか?
わたしを批判し、または非難、攻撃するためでしょうか。
そのように見えます。わたしを責めています。
知覚は、情報をそのように伝えてきます。


けれども、じつは、目の前のその人は、何の目的ももっていないのです。
その人だけではありません。この出来事も、あの事件も、私に対して、何の他意も
ないのです。


この世には、何の意味も目的も存在しません。
「この出来事には何の意味があるのだろう」
「この人がわたしの人生に現れた理由は何だろう」
「なぜこの人はわたしにあんなことをしたのだろう」


答えは、
「何の意味も目的もありません」
これだけです。


この世でわたしたちが知覚することは、どれもエゴの投影にすぎず、実在するもの
は何一つないからです。


けれども、それを意味あるものにする方法がただひとつだけあることを、わたした
ちはすでに知っています。


それが、「ゆるし」です。


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その人が攻撃的になっていることに他意はないのです。
攻撃的な感情は、本来、相手に対するものではなく、自分の内面の不安や恐れです。
それを感じたくないために、相手に対する攻撃に転嫁しているだけのことです。


私たちがすることは、相手を変えることではなく、ただそういう相手を「ゆるす」
ということだけでいいのです。


この本はピッタリのタイミングで、私にそれを思い起こさせてくれました。


次にその人に会ったとき、その人からお詫びがありました。
「自分の問題をあなたにぶつけてしまって」と。

 

 

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■3 あとがき
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畑を借り野菜作りを始めてもうすぐ丸2年になります。

 

今の時期は、小松菜・ホーレン草・カツオ菜・春菊・サラダ菜等の葉野菜やダイコ
ン・カブ・人参等の根菜が中心になりますが、これらの野菜は間引きのタイミング
で、成長がまったく異なります。

 

昨年は、あまり要領がよくなく、そんなに大きく育たなかったのですが、今年は間
引きもいい具合にでき、ダイコンも50センチを超える大きさに(本来は40セン
チぐらいの品種ですが)。

 

10月から収穫が始まった小松菜も、毎朝、リンゴやミカンと一緒にジュースにし
ておいしくいただいています。

 

野菜作りを始めて、自然の恵みのありがたさに感謝してる毎日です。(*^_^*)

 


最後までお読みいただきありがとうございます。


皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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